2025年10月4日、自然塾「収穫米の脱穀・精米教室」が開催されました。雨が心配されましたが、開催時間中はなんとかほとんど降らずに実施できました。
5月に田植えをした稲はすくすくと育ち、9月中旬から無事稲刈りが実施されましたが、食べることのできるお米になるまではもうひと踏ん張りです。


稲刈りをした稲ははざかけをして、2週間程干した後に脱穀作業に入ります。明治末期から昭和初期において使われた「足踏み脱穀機」で脱穀の原理を学びました。

脱穀した籾をふるいにかけてから、「唐箕」(トウミ)という機械で「風選」(フウセン=風で籾と藁くずなどを選別する)を行います。
大量生産をする農家では稲刈りから脱穀・選別までを一気に対応するコンバインが主流になっていますが、中山間地の棚田ではコンバインが入らないため、ドン会では手刈りした稲を干して、ハーベスタ脱穀機を使用しています。(脱穀と風選の機能を持っています)

